チーノ・チネリが始めた自転車メーカーを買い取ったのが、現経営者のアントニオ・コロンボである。

「自転車は流行を追う必要はまったくない。あくまでもレースのための機材なのだ」、とアントニオ・コロンボは言う。
日本ではイタリアン自転車の中でデザイン・ブランドの代名詞のように受けとられることがあるチネリだが、なぜアントニオはチネリを買収したのだろうか。
自転車用チューブ専門メーカー・コロンブスのオーナーであったアントニオ・コロンボが35年前に買収した時のチネリは、レース用、街乗り用の自転車を作る他の多くのイタリアメーカーとそんなに違いはなかった。そして、スポーツが好きなだけでなく、絵画や音楽、建築を含むアートに情熱を持つアントニオには、野望があった。

自転車は流行を追う必要はまったくない。あくまでもレースのための機材なのだ。

自転車界を先導する数多くのイタリアンバイクを生み出してきたチネリ。
一方、デザインに重きをおいた自転車作りをすることにより、より人間的な自転車を作り上げる事にも成功した。
「ひとつひとつの製品がアイディアを持ち、かつ愉快であること。」この言葉からチネリのスタイルが生まれてゆき、「ひとりひとりが夢の自転車を手に入れること。」という目的地を追い求めている。

公式

https://www.podium.co.jp/brands/cinelli

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