
投稿日時:2022-04-26
ワイズロード川崎店スタッフの小林です。
今回は、初めてタイヤ・チューブ交換をする方にまず知っておいてほしい「タイヤサイズ」のお話です。
始めたばかりだと愛車のタイヤ・チューブサイズを知らなかったり、いろんなサイズがあって分かりにくかったりといろいろ迷う点が多いと思います。
今回はそんな方に向けてタイヤサイズの種類と愛車のタイヤ・チューブ交換をするときに知っておきたいことをあわせて解説します。
目次
タイヤサイズについて
タイヤ・チューブを選ぶときに避けては通れないタイヤサイズについてです。
・チューブのサイズ=履いているタイヤのサイズ
チューブはタイヤの中に入っています。空気を入れる事によってタイヤを膨らませるものです。
外側のタイヤ自体の大きさが変われば、自ずとチューブのサイズも変わります。
つまりチューブのサイズ=履いているタイヤのサイズとなります。
・タイヤサイズの表記一覧
タイヤサイズを表す数値として4種類の表記があります。
①ETRTO(エトルト)表記
②ミリ×ミリ表記
③インチ×インチ表記
④インチ×分数表記
同じサイズでも表記が違えば数値も変わります。たとえば「700×28C」「28×1-5/8×1-1/8」「28-622」この3種類はすべて同じサイズを表しています。ややこしいですね。
ひとつずつ詳しく解説します。
①ETRTO(エトルト)表記
「28-622」などと表記されます。
タイヤの太さと、タイヤが嵌るリムのビード座直径(タイヤ内径)をミリで表しています。
一番共通性の高いタイヤサイズ表記であり、タイヤの規格にかかわらず最も確実にタイヤ・チューブの選定ができます。基本的にこちらの表記を確認するのをおすすめします。
②ミリ×ミリ表記
「700×28C」などと表記されます。
タイヤのおおよその外径と幅をミリで表しています。
(700×28Cのタイヤと対応チューブ)
③インチ×インチ表記
「26×2.10」などと表記されます。
タイヤのおおよその外径と幅をインチで表しています。
(26×2.10のタイヤと対応チューブ)
④インチ×分数表記
「20×1-1/8」などと表記されます。
タイヤのおおよその外径と幅を分数で表しています。
どの表記で書かれているかはタイヤやメーカーによって異なります。
(上からCONTINENTAL、FS100、TIOGA、SCHWALBEのタイヤ)
タイヤ・チューブを選ぶポイント2つ
では本題。購入時に気にするべきは2点です。
1.タイヤ・チューブサイズ
2.空気を入れる部分(バルブ)の形状と長さ
この二つが今お使いのものと同じなら基本的に問題なく使えます。詳しく見ていきましょう。
1.タイヤ・チューブサイズ
各タイヤ右サイドに表記されています。今お使いのサイズを確認して同じものを選びましょう。
基本的にタイヤ外径と幅の数値が同じなら問題なく使えます。
例:タイヤサイズ「700×28C」なら「700×25~32C」のチューブ。タイヤサイズ「20×1-1/8」なら「20×1-1/8″」のチューブが対応しています。
先ほどご紹介した通り様々な表記があり、表記を揃えて買えば問題はありませんが、できればETRTO表記を確認してください。
なぜなら内径が少し違うだけで合うチューブが異なるのに、ETRTO以外では内径が表記されていないからです。
よくあるトラブルとしては20インチのチューブをご購入の際に起きる「同じインチ数を買ったはずなのにチューブが合わない」という現象です。
TIOGAとSCHWALBEの20インチタイヤを比べてみます。
・TIOGA「20×1-1/8」(インチ×分数)
・SCHWALBE「20×1.50」(インチ×インチ)
表記だけを見るとタイヤ内径はどちらも20インチで、幅の分数とインチが少し違うかな?ぐらいです。
(上から20×1-1/8、20×1.50)
そこでETRTO表記を確認してみます。
・上 TIOGA:28-451
・下 SCHWALBE:40-406
28-451とは「28ミリ幅でタイヤ内径451ミリ用」。40-406とは「35〜47ミリ幅でタイヤ内径406ミリ用」という意味です。
要するに一見同じ20インチですが、実は下SHWALBEのチューブのほうが径が小さいのです。
(上から20×1-1/8(28-451)、20×1.50(40-406))
以上のように「20インチだから」とインチ数だけ見て購入すると合わない可能性があるので、ETRTO表記を見ていただくのがおすすめなのです。
2.空気を入れる部分(バルブ)の形状と長さ
ご自身の自転車に使われているチューブのバルブ形状と長さ(ミリ)を確認し、対応しているものを選びましょう。
自転車のバルブ形状は3種類。英式、米式、仏式があります。
・仏式(フレンチバルブ、プレスタバルブ、FV)
・米式(シュレーダーバルブ、アメリカンバルブ、AV)
・英式(ウッズバルブ、ダンロップバルブ、EV)
ここも抑えればほぼ確実に合うタイヤを選ぶことができます。
まとめ
長くなってしまいましたが、これを知れば自分の自転車を知る第一歩になります。一度タイヤの右サイドをよくご覧になってみて下さい。愛車の大切な情報は、きっとそこに書いてありますよ。
もしもご自分での判断が難しい場合は、サイズ表記とバルブの写真をスタッフにお見せください。合うタイヤ・チューブをお探しいたします!
執筆者 | ワイズロード川崎/小林彰規 |
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