ボッテキアとは

ボッテキアのイメージ画像
100年の歴史をバックボーンに持ち、イタリアンブランドとして イタリアンらしいバイクを実直に作り続けるブランドです

伝説の名選手とブランド名の由来

""

BOTTECCHIAのブランド名は伝説の名選手の名前に由来します。OTTAVIO・BOTTECCHIA(オッタビオ・ボッテキア 1894~1927)。 彼は 幼い頃から自転車競技会に参加し、数多くの優勝を獲得しました。第一次大戦では特殊部隊に入隊し、折りたたみ自転車での活躍が認められ、その勇気に対し メダルを与えられました。大戦後 彼の才能を高く評価する 小さな自転車会社からレース用オリジナルバイクをプレゼントされます。その後も ますます才能を開花させ 第11回ジロ・デ・イタリアで区間優勝を獲得、総合5位に食い込みました。 1923年のツールでは Paris~Le Havre間のラスト381キロを、200名以上の参加者の中で2位を死守しました。1924年 彼はベストコンディションでツールに臨み、 第1ステージで優勝。イエロージャージを獲得し、 最初から最後までイエロージャージを着続けた最初のレーサーとなり、かつツールを制した初のイタリア人となったのです。   1927年にわずか33歳の若さで謎の死を遂げるのですが、ツール2年連続優勝など、数々の大記録を打ち立てた まさに 伝説の名選手です。 オッタビオにレース用オリジナルバイクを提案、プレゼントした 小さな自転車会社の社長こそ 後にBOTTECCHIAブランドを立ち上げる Teodoro Carnielli です。 

BOTTECCHIAブランドの出自

""

1909年 Vittorio Veneto出身の Teodoro Carnielli は、自転車の修理や組み立てをしていました。彼は当初 自転車組織の支援者でしたが、やがて会長となり、すぐに Ottavio Bottecchia の とてつもなく素晴らしい才能に気付きました。 Carnielli はOttavio・Bottecchia にオリジナルのバイクを作ることを提案し、プレゼントするのです。Ottavio・Bottecchiaの活躍とともに Carnielliの事業も忙しくなります。Ottavioの死後、Carnielli は自社のレース用自転車に ” Bottecchia”の名を冠することになったのです。 当初 小さかったワークショップも 工場となり、1930年から40年かけて、100名のスタッフが自転車作りに携わっていきました。 Bottecchia ブランドのバイクの生産数と車種が増えていくなかで、レース用自転車により注力するようになり、チーム、選手のサポートを開始しました。 1951年 Carnielli は画期的なアイデアがひらめきました。リハビリテーション用として 倒れないバイクを作ったのです。 世界初の ” CYCLETTE ” の誕生でした。 60年初頭 Carnielli には 新たな画期的アイデアが閃きました。イタリアは好景気で 多くの人々が車の購入に踏み切ったのですが、この車のブームに合せるごとく ”小径折りたたみ自転車 GRAZIELLA ”を開発したのです。60年代終り頃 Teodoro は二人の息子 Guido とMario に事業のバトンを渡します。  Bottecchia はサイクリストの事を常に考え、進化を続けています。 一世を風靡した クロモリ フレームは名品でした。 いまだに ヴィンテージバイクとして価値を失わない魅力を備えています。

華々しい勝利の数々

""

多くの選手に愛され ビッグレースで活躍してきた Bottecchiaのバイクですが 最もドラマチックで有名な勝利は 1989年のツール・ド・フランスでしょう。 わずかのタイム差で総合2位のGreg Le Mond(グレッグ・レモン) が最終日のタイムトライアルで劇的な逆転勝利を収めた、あのバイクはBottecchia です。  また 近年のレースシーンにおいて 華々しく活躍したのは ACQUA&SAPONE(アックア エ サポーネ)、、そして 愛されるイタリアン クライマー Stefano Garzelli(ステファーノ・ガルゼッリ)でしょう。 Bottecchia は2010年以降このチームのテクニカルスポンサポンサーでした。チームキャプテンンである Garzelli は第93回ジロ・デ・イタリアの第16ステージ、プラン・ド・コロネスでの山岳タイムトライアルで勝利、第94回ジロ・デ・イタリアでは最強のクライマーとして、グリーンジャージ(マリア・ヴェルデ)の栄光を獲得し、Bottecchiaバイクを駆り、世界で最も過酷な山頂でファンに大きな感動を与えました。   2013年からはUCIコンチネンタルチームのUtensilNord、若きイタリアンライダーで構成される 新生コンチネンタルチーム AREA  ZERO PRO TEAMをテクニカルサポートしています。 またMTBの分野におぴても 2013年 イタリアのTEAM KM Bottecchiaとも歩みを進めました。イタリア国内で有望株とされるこのチームの使用機材は Bottecchia ZONCOLAN 27.5。 多くのプロライダーの協力のもとに生まれたバイクです。

グローバルな展開とトータル展開

""

 歴史ある イタリアン バイク ブランドの工場は ISO9001:2000に認定された 7,000平方メートルの Cavarzere(VE)の工業地帯に位置しています。会社の技術者や専門家は、それぞれのセクターにより定められ技術的な基準とルールに従った方式や時間に基づき働いています。BOTTECCHIAはロードバイクからマウンテンバイク、そして子供用バイクにいたるまで、市場ニーズに対応する幅広いラインナップ(70あまりあるモデル)を展開するトータルバイク ブランドです。 EMMEシリーズのようなフラッグシップモデルは 製造から塗装までを 熟練したスタッフが行うHand Made in ITALIAを貫いています。 EMME、TOURMALET、DOPPIA CRSA、8AVIO EVOなど 最新プロダクトの開発は BOTTECCHIA 本社ラボにおいて 開発されています。

公式サイト

http://www.bottecchia-bikes.jp/

関連ブログ

関連商品