新たなフィッティングシステム「DiMA」

「DiMA」で「年齢」、「痛みにたいしての敏感度」、「体型」、「サドルとハンドルの落差」、「サドルの上でポジション移動の多寡」の5つの要素を選び、自分に合うモデルを簡単にみつけることができる。

セラ・サンマルコ社がサドル・メーカーとして生まれたのは1935年、ルイジ・ジラルディが28歳の時だった。
それまで、イタリア北東部、ベネチアから40キロほどの距離にあるロッサーノ・ベネトに暮らす彼は、さまざまな自転車部品を自転車に積んでは、200キロ近く離れたミラノまで行商に出かけていた。
朝3時頃に家を出て昼前に着き、数時間商売をしてから、宿代を節約するために同じ距離を自転車で帰宅した。
そのつらい仕事を続けることができたのは自転車に対する情熱があったからに違いないが、それにしてもその距離を自転車で行商するのはなんと言っても尻がつらかった。
当時、自転車サドルは専門メーカーがなく、自転車メーカーが鉄のベースに革を載せたサドルを作っていた。
なんとか快適な自転車にするために、ルイジは固い革サドルにカバーを付けた。
当時、第二次世界大戦が迫る中、軍のお下がりの外套が安く放出されていたのだ。
それを仕入れてサドル・カバーにした。彼の行商は快適なものになった。

公式サイト

https://www.podium.co.jp/brands/sanmarco

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