株式会社ワイ・インターナショナルの実業団チーム「Y’s Road」に所属する植竹海貴(うえたけ みき)選手(新宿本館勤務)は、今季初戦となる「第57回JBCF東日本ロードクラシック」〔主催:一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)〕に参戦するにあたり、2022年の振り返りと今年のレース活動の抱負を発表いたします。

以下は、植竹海貴選手のコメントです。

2022年の振り返り

2021年10月の全日本選手権で優勝し、2022年は全日本チャンピオンとしてレースに臨みました。JBCFのレースでは12戦8勝、出場したすべてのレースで表彰台に乗り、2年連続で年間総合優勝をすることができました。

しかし、シーズン中盤で調子を崩してしまい、目標としていた「全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース」連覇と「ツール・ド・おきなわ2022」初優勝は調子を合わせることができず、2レースとも優勝争いに混ざれないどころか、表彰台すら逃す結果となってしまい、悔いの残るシーズンでした。

ph1

●2023年の抱負

ワイズロードをはじめ、COLNAGOなど各スポンサー様のおかげにより、昨シーズンに続き強力なサポート体制でレース活動ができることを嬉しく思います。

今季は昨年よりコンディションを整えるためJBCFの遠征を減らし、6月に開催予定の「全日本自転車競技選手権大会ロード・レース2023」と、11月開催予定の「ツール・ド・おきなわ2023」に挑みます。目指すは全日本選手権優勝&ツール・ド・おきなわ優勝!

出場するレースは全て優勝する気合と、レースを楽しむ気持ちを忘れずに走りたいと思います。今季も引き続き応援よろしくお願いします!

ph2

●こだわりの機材

昨シーズから引き続きCOLNAGOのV3-RSを使用します。レーシングバイクながら踏み負けることのない丁度よい硬さと、高速巡行時やコーナリングの安定感は懐の深さを感じ、私好みの乗り心地なので継続しました。

コンポーネントも引き続きシマノDURA-ACE、R9270系、ホイールはシマノのWH-R9270-C36とC50をコースによって使い分けています。

ビッグプーリーは、CARBONDRY JAPANのV3 PLUSで、オリジナルペイントモデルを使用しています。ペースが速い登坂でアウター×ローを使用するのですが、チェーンの駆動抵抗の少なさや、セラミックベアリングによる回転抵抗の少なさに恩恵を受けています。バイクに合ったオリジナルのデザインもお気に入りです。

今シーズンからハンドルはDEDAのALANERAを使用します。軽量になり、登坂能力とエアロダイナミクスが向上し、より洗練されたバイクに進化しています。

ph3

●主な使用機材

フレーム:COLNAGO V3-RS(株式会社アキボウ)
コンポーネント:シマノDURA-ACE R9270 Di2
ホイール:シマノWH-R9270-C36-TL、WH-R9270-C50-TL
ビッグプーリー:CDJ BIG PULLEY KIT V3 PLUS(CARBONDRY JAPAN)
サドル:PROLOGO DIMENSION NACK
ウェア:エアスピードジャージ(株式会社パールイズミ)
ケミカル:Muc-off(ダイアテック株式会社)

ph4

●ファンの方へひとこと

昨シーズンは応援ありがとうございました。
今シーズンも見ていて楽しいレースになるように、強気の走りをしたいと思います。私たちのレースを見て、女子のレースにも興味を持っていただけたら嬉しいです。全日本チャンピオンの座を奪還できるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!

ph5

植竹海貴(うえたけ みき)選手プロフィール

生年月日:1996年1月29日生
出身地:東京都板橋区
所属チーム:ワイズロード
勤務先:ワイズロード新宿本館(東京都新宿区新宿2-19-1 BYGSビルB1F)

植竹選手は、専門学校卒業後の2016年から2020年3月までは保育士として勤務していました。2020年4月に自転車に専念できる環境として、スポーツ自転車の専門店ワイズロードを運営する株式会社ワイ・インターナショナルに入社。同社の旗艦店であるワイズロード新宿本館で勤務しながらトレーニングを積み、実業団レースのJBCF(一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟)に参戦。トレーニングには従来の実走練習に加え、SARIS社のスマートトレーナーとバーチャルサイクリングアプリZwiftを組み合わせたインドアトレーニングも取り入れ、課題の克服と競技力の強化に取り組んだ結果、年間12戦中8勝を上げ、2年連続で年間総合優勝の座を射止めました。現在は、ワイズロード新宿本館で週3日間勤務しています。